社員の成長や育成は「山登り」に似ているが、「登る理由」と「目指す方向」がわからないと頑張れない。

経営者が思い描く社員の姿、なってほしい姿。

それは山で言えば“頂上”です。

けれども、頂上をただ見上げているだけでは、

途方に暮れて登る気にはなれません。

いつ山頂へ着くのか、どのルートを進めばいいのか、

それを知らずに地道に頑張っていける人も稀です。

そのときに必要なのは、

「どのルートを進んで」「どれくらいの時間がかかるのか」

という地図と計画がやる気に繋がります。

すでに出発しているのであれば、

「いま自分が山のどのあたりにいるのか」を知ること。

現在地が分かれば、どれくらい登ってきたのか、

あとどれくらいで山頂にに着くのか、

そのために必要な努力や時間、負荷の大きさも見えてきます。

そうなると、毎日の努力にも意味が生まれます。

「何のために」「どんなことを」「どのくらいやればいいのか」

が自分で理解できるから。

本当に大切なのは、

“これからどこを頑張ればいいのか”ということを

本人が理解することです。

人は、「頑張る理由」と「目指す方向」が見えると、

自然とエネルギーが湧いてくるものです。

だから評価は、点数をつけるためではなく、

成長への地図を描くために行うのです。

部下を見るときは、

「いま何ができていて、あと何ができるようになればいいのか」

を丁寧に見てあげてください。

その視点があるだけで、

評価は“登山の途中で差し出す地図”のように、

部下を安心させ、前に進ませる力になるのです。

さらにもっというと、

頑張った先には「どんな風景を見ることができるのか」

というゴールを想像させてあげられること。

成長した自分がどうなっていて、

何ができるようになっているのか。

その姿を明確にイメージさせてあげられたら、

成長のスピードはグンと伸びます。

「どんな風景を見ることができるのか」を

後輩や部下に見せられる管理者がいる会社は伸びていく。

私たちはこれまでに何千社もの会社を実際に見てきてそう思います。

社員の成長に必要な「地図(現在地とゴール)」と

成長のあかつきに見ることができる「風景」を指ししてせる、

そんな管理者増えていくことを願ってやみません。

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