与えられたジョブタスクを成功させられるかどうか
企業(特に中小企業)では常に変化、対応しながらの成長が求められます。
よく新しい分野の仕事を立ち上げる時に任せる人を選出する際、どのような観点で見るのか経営判断をせまられます。
総じて私が現場で見てきた中、成功するのに一番共通するのが、今まで何等かのチャレンジをしてきたかという点です。社会人になってもですが特に学生時代、一番多いのは受験、部活とかです。ここでいうチャレンジは何らかの『目的』なり『目標』をもって、それに向かい練習や訓練をやったかどうかの経験のことです。
訓練や練習を経て実践の生産性や成果が上がるのは当たり前なのですが、その当たり前を実行できない人は存在します。(時に自分だったりするわけですが・・・www)
目的や目標を達成するために当たり前だと思われるかもしれないが、その当たり前ができない。
学生時代に出来るのは当たり前のことだと私は思っていて、それはだって、試験とするなら、その試験は今まで何人もの人が何度も解いた問題で、そこで言う「正解」もわかってる。
タスクを成功させるまでの正解とアプローチが明確に事例があるジョブだからです。
社会に出てからのジョブはそうはいきません。新人の時ならともかく、ステージを上げる為のジョブはアプローチの模索だらけです(変な表現ですが・・)。
すごくここに落とし穴があると思ってて、タスクが成就しない人は、どのアプローチが最適なのかを永遠に探し、かつ、どのアプローチも適切かどうかわかるまで実行しないように思います。
アプローチを探す事自体がタスクまでの道のりと勘違いしてるように思えるのです。
なので、ちょっとやってみて出来ない事があると直ぐに“このアプローチは最適でない”とか“あっちのアプローチの方が”とか、チャレンジしているアプローチの粗ばかり探す。
何等かの訓練を強いられて、やった事がある方は『わけもわからない』のにさせられた訓練が、結果をもたらす事を、❝身体❞ で覚えてるのです。
なので、タスクを成功させる人材の選出は、そういった経験を持つ人を抜擢する事が一つの成功への選択肢なのではと思います。