できる管理者は「フォーマット」を統一して、社員が迷わない仕組みづくりを大切にする
もしも、駅の案内板がすべて違うデザインだったら…
どこで乗り換えればいいのか、多くの人が迷ってしまいますよね。
もしも、道路の交通標識がすべて違うデザインだったら…
一方通行も一時停止も分からなくて、交通事故も増えてしまいます。
実は、これは仕事の進め方においても同じなのです。
社員がみなバラバラの形式で報告書や資料を作ってしまうと、
管理者は毎回「どこを見ればいいのか」を探すところから始めなければいけません。
これでは伝達ミスも、思い込みのズレも増えていきます。
もちろん管理者の時間もより多く費やさなければなりません。
そもそもヒトの情報処理は視覚からの影響がとても大きく、
だからこそ見た瞬間に「これはあの形式だ」と理解できるようにしておくと、
共通認識が広がり、やり取りもスムーズになります。
できる管理者はフォーマットという「仕組み」づくりが大切なのです。
ところがそこにも落とし穴がありまして、
自分がわかりやすいだけのフォーマットになってしまうと
“自分には使いやすいけれど他人には分かりにくい”ものができてしまう。
これでは逆に、社内に混乱を生んでしまうこともあります。
まずは、日常のルーティン業務からはじめるといいでしょう。
ミスを減らすためにも、「全員が同じ目線で見られる共通フォーマット」を
作ることが大切です。
会議資料も同じです。
形式が統一されていると、全員が理解しやすく、
資料を「読み解く」という時間が省けます。
提案資料も、営業資料も同じなのです。
フォーマットづくりのコツは、
「自分が見やすいか」ではなく、**「相手が分かりやすいか」**を基準にすること。
結果として、相手が理解しやすい資料は、
あなた自身の仕事をよりスムーズに進めることにもつながります。
大切なことですのでもう一度言います。
できる管理者はフォーマットという「仕組み」づくりが大切なのです。
フォーマットを整えるというのは、単なる“見た目の統一”ではなく、
“お互いの認識をそろえるためのコミュニケーション設計”です。
私たちはこれまでに何千社もの会社を実際に見てきて、
多くの会社で「自分に都合のいいフォーマット」を見かけます。
目線を変えるだけで、一気に仕事もコミュニケーションも捗るものになるのに…
こういったことを受け入れられる管理者が会社を変えていく、
そんな管理者増えていくことを願ってやみません。
そのための「本当に役立つ研修のかたち」をつくり上げました。
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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