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「いいこと言ってるのに提案が通らない」人に欠けているたった1つの視点

  • 2025/12/03
  • お知らせ

「提案しても、いつも却下される」

「改善を求めても、なかなか動いてもらえない」

――そう嘆く人がいますが、理由はとてもシンプルです。

それは、「原資の準備ができていないから」です。

たとえば、

「会社はこう変わるべきです!」と熱く提案しても、

上層部が「分かってるよ。でも、そのお金はどこから出すの?」

と感じている限り、話は前に進みません。

多くの人がここを見落とします。

「正しいことを言えば通る」と思っているのです。

しかし現実は、「原資の見通しがある提案」しか通りません。

提案や意見を言うのは簡単です。

でも、実際に動かす立場から見れば大事なのは、

「で、その原資はどうするの?」という一点なのです。

政治でも同じです。

野党が「こうすべきだ!」と主張しても、

国民が「それ、財源はどこから?」と首をかしげる――

それが支持を得られない最大の理由です。

仕事の現場も変わりません。

「そのお金は誰が負担するの?」

「その手間は誰が担うの?」

――この質問に答えられない提案は、

どんなに立派な理屈でも実現しません。

逆に、「提案が通る人」はここが違います。

提案と同時に、原資の算段をつけているのです。

たとえば、

「この企画に出資したいスポンサーはすでに見つけています」

とか、

「必要経費は自分で負担します。その代わり任せてください」

――そんなふうに、“実行の前提”を整えてから話を持ってくる。

だから信頼されるし、話が早いのです。

「提案」と「原資」はワンセット。

どちらか片方だけでは、現実は動きません。

お金がなければお小遣いも渡せないように、

現実の提案にも「出どころの説明」が必要です。

たとえば、子どもがこう言ったらどうでしょう。

「洗車代って1000円でしょ? 僕が洗えばその分浮くから、

 水道代200円を引いて、800円をお小遣いにして!」

――これなら納得できますよね。

「原資をどこから出すか」まで見えていれば、

人は“話を聞いてみよう”という気になります。

だからこそ、覚えておきましょう。

提案は、原資とセットで初めて“現実の話”になる。

原資を想定していない提案は、

どんなに立派でも“寝言”と同じです。

希望や理想を語ることは大切です。

でも、動かすためには、

「その原資をどう確保するか」を同じ熱量で語れる人。

それが、信頼される提案者です。

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