理解が早い人の共通点は「基礎ルールを把握する」こと
成長の早い人には、ある共通点があります。
それは——「理解が早い」ということ。
では、理解が早い人はなぜ早いのでしょうか?
理由は簡単です。
彼らはまず、「基礎ルールを把握する」のです。
たとえば、新しい家電やゲームを買ったとき。
理解が早い人は、すぐに取扱説明書を手に取ります。
ざっと目を通して、必要なところを確認してから使い始める。
だからトラブルが起きても、落ち着いて対処できます。
「どこを見れば答えがあるか」を知っているからです。
一方で、理解が遅い人ほど、
「だいたい分かるよ」と言いながら取説を読まず、
いきなり触り始めてしまいます。
最初はうまくいっても、
少し複雑な場面に直面すると行き詰まり、
「なんで動かないんだよ!」と苛立つ。
そのうち取説はどこかに行ってしまい、
最終的にはコールセンターに電話して怒鳴っている。
——こういう人、意外と多いものです。
でも、これって仕事でもまったく同じです。
「ルールを読まない」「手順を確かめない」
というだけで、ミスが起きたり、同じ失敗を繰り返したりする。
本来、「まずルールを読む」というのは、
小学生でも習う“基本中の基本”です。
ところが社会人になると、それを軽視してしまう人が多くなります。
たとえば学校の勉強でも、
小学校のテストは素直に解けば点が取れます。
でも中学・高校になると、
「条件をよく読まないと正解できない」問題が増えます。
“問題を解く力”よりも、“ルールを読み取る力”が問われる。
これを意識していないと、
「難しい」と感じて手を止めてしまうのです。
ビジネスの現場も同じです。
どんなに優秀な人でも、
ルールや仕組みを理解せずに行動すれば、やがて壁にぶつかります。
だからこそ、
「まず基礎ルールを把握する」ことを
チーム全員で共有しておくことが大切です。
説明の際には、“何をやるか”だけでなく、
“なぜそのルールがあるのか”まで伝える。
そうすると、社員一人ひとりが目的を理解し、
自然と同じ方向を向いて動けるようになります。
ルールを知ることは、縛られることではなく、
自由に動けるようになるための第一歩。
それが、理解の早い人・成長の早い人の共通点なのです。
最短6ヶ月で管理者を育てる
動画×体験型のハイブリッド研修「ハイケン」
色々な研修を試してきたけれど、どれもイマイチだった。
そんな方はぜひお問い合わせください。
ぜひ、お悩みをお聞かせください。
弊社にはそれを解決できる答えがあります。
全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
++++++++++++++++++++++++
このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
++++++++++++++++++++++++
Hybrid Manager Development Program
■[ハイケン] の詳細が知りたい・お申込みはこちらから
■白川健二への講演オファーはこちらから