【インタビューvol.25】進捗が見えない「高スキル部下」をどう導くか?|2割の共有と「負荷」のコントロール
今回は、3/8に女性管理職向け「ハイブリッド研修」をリリースした、
白川社長にインタビューしてみました!
インタビュアー|
管理職の方からの相談です。
スキルが高く仕事も任せられるのですが、
報連相が少なく、進捗がブラックボックス化している部下がいます。
どのようにアプローチすべきでしょうか?
白川健二|
スキルが高い部下ほど、自分一人で完結させようとしてしまい、
プロセスが見えなくなる傾向がありますね。
ここでマネージャーが徹底すべきは
「進捗20%の段階でアウトプットを見せる環境」を意図的に作ることです。
単に「20%で出せ」と指示するだけでなく、
上司の側から「そろそろ20%くらいかな」というタイミングで声をかけに行く。
この「早めの確認」が、手戻りを防ぎ、
組織としてのリスクを最小化する唯一の方法です。
インタビュアー|
とはいえ
優秀な部下ほど「細かくチェックされている」と感じて
反発を招くことはありませんか?
白川健二|
そこは「聞き方」がすべてです。
「どうなっている?」という進捗確認は
相手にプレッシャーや監視の目を感じさせてしまいます。
私がおすすめする教科書的な言い回しは
「ここから先、何か問題が発生しそうな部分は、他のメンバーに振ってもいいからな。
今の状況はどう?」という聞き方です。
進捗を問うのではなく
「ボトルネックを解消して、君を助けたい」という支援のスタンスで声をかける。
そうすれば、相手も構えることなく状況を話しやすくなります。
インタビュアー|
一方で、締め切り直前に「ゾーン」に入って爆発的な成果を出す、
いわゆる「天才型」や「ギリギリ派」の部下もいます。
こうしたタイプにも2割共有を強いるべきでしょうか。
白川健二|
もしその部下が、ギリギリのプレッシャー下でこそ120%の力を発揮するタイプだと見極めたのなら
別の解決策があります。
それは、あえて仕事量を2倍、あるいは4倍に増やすことです。
インタビュアー|
仕事を増やす、ですか? 逆効果にはならないのでしょうか。
白川健二|
彼らがギリギリまで動かないのは、余裕があるからです。
ならば、余裕をなくしてしまえばいい。
次々とタスクを放り込めば、一つひとつの案件に対して
「常にギリギリのデッドライン」がやってくる状態になります。
「仕事が早いから、これ以上頼むのは悪い」と遠慮するのではなく、
その高い処理能力に合わせて負荷を最大化する。
そうすることで、彼らは常に「ゾーン」に近い状態で
アウトプットを出し続けざるを得なくなります。
管理職の仕事は、部下の性格や能力の型を見極め、
彼らが最もパフォーマンスを出せる「環境」をデザインすることです。
対話による支援と、適切な負荷のコントロール。
この両輪を使い分けることが重要ですよ。
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という方はハイブリッド研修をチェック!
全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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