【インタビューvol.24】「後でやります」で忘れる社員への処方箋|「余裕」は優しさではなく「評価」である
今回は、3/8に女性管理職向け「ハイブリッド研修」をリリースした、
白川社長にインタビューしてみました!
インタビュアー|
事務方として非常にストレスが溜まる悩みです。
仕事の質自体は悪くないのですが、「後でやります」と言ったきり忘れてしまったり
結局期限に間に合わなかったりするメンバーがいます。
どう指導すれば改善するでしょうか?
白川健二|
この悩みに対する正解は、実はたった一つしかありません。
それは、その人に徹底的に「バッファー(時間的余裕)」を与えることです。
ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、
そのバッファーは決して「優しさ」や「暇」を作ってあげるという意味ではない、
ということです。
インタビュアー|
「余裕を作る」というと、一見、本人を甘やかしているようにも聞こえますが
真意はどこにあるのでしょうか?
白川健二|
真意は
「その仕事量を処理する力が足りていないから、人より長い時間が必要なんだね」
という事実を突きつけることにあります。
「後でやります」と言って忘れる人は、自分の能力を過信しているんです。
今の自分ならこれくらいの仕事は後回しにしてもすぐ終わらせられる、
という「できているふり」を自分に対しても周囲に対しても行っている状態です。
しかし、実際には忘れたり間に合わなかったりしている。
つまり、その仕事量をこなす実力が伴っていないという「判定」を下す必要があります。
インタビュアー|
なるほど。「忙しいから間に合わない」のではなく
「処理能力が追い付いていないからバッファーが必要だ」と定義し直すわけですね。
白川健二|
その通りです。だからこそ、バッファーを与えるのとセットで
「その分、君の評価を落とすよ」とはっきり宣告してあげなければいけません。
ビジネスの世界では、スピードと正確性はセットです。
1時間で終わるはずの仕事に
バッファーを含めて3時間与えなければ完遂できないのであれば
その人の時間あたりの生産価値は3分の1。当然、評価も3分の1になるのが道理です。
無理やりタイトなスケジュールを押し付けてミスを誘発させるのではなく
あえて「君はこのスピードでしかできないんだね」と
無理のない範囲まで仕事のボリュームを削り、その分、冷徹に評価を下げる。
これが、本人にとって一番の劇薬であり、最も効く教育になります。
インタビュアー|
「自分は仕事ができる」というプライドを
仕組みでへし折るようなイメージでしょうか。
白川健二|
そうです。まずは、一度その人が確実に完遂できる業務量まで調整し、
現実の処理能力を本人にも認識させる必要があります。
「後でやる」という言葉は、未来の自分への無責任な期待です。
その甘えを断ち切るために
「余裕を与えられた自分は、能力不足だと判定されている」という危機感を植え付ける。
そうして初めて、本人は
・すぐ返答するルールを決める
・タスクを見える化する
・期限を細かく区切る
こうした「忘れないための仕組み」や「すぐやる習慣」を必死に身につけて
「後でやる」を減らしていこうとするはずですよ。
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人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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