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優秀な人材を“あえて不調部署に配属する”理由|育成を加速させる配置戦略

  • 2026/04/22
  • 組織づくり・チームマネジメントについて

私が大学を卒業して某印刷会社に入社した時に、

人事部の方がなぜか私のことをやたら気に入ってくれてたようで、

新入社員のリーダーとして指名されました。

大学時代にサークルを創り

いろんな企画で運営していたことを評価して頂きました。

印刷会社には商業印刷、包材印刷、ビジネスフォームと大きく3つ部門があり

花形はパンフレットやチラシ等メディアに関係する商業印刷でした。

なんと新人研修が終わった後に、

社員は各部署に配属されるのですが、

私は一番おとなしく地味なビジネスフォーム部でした。

ものすごく期待されている感があったのに、なぜかと思い聞いたら、

「最も期待できそうだったので、最も売上が小さいところにした」

と、人事部からも事業部長からも

言われて、マジかー!と仰天しました。

でも、今となってはこの考え方は、とってもとっても理解できます。

(実際には、私は全然優秀ではなかったですから、

 完全に期待外れでしたでしょうが)

とても有能な社員がいたとしたら、

とても絶好調で売上を上げているような

店舗や部署には回さないほうがいいのです。

有能な人ほど、改善が必要で低迷しているような現場に入れる。

それが、人材育成のコツです。

なぜかというと、

その有能な人がいない環境で好調な状況だということは、

その有能な人がそこに配属されても、

その人の力は新たに必要ありません。

だから、すでに決められたことをやっておけばうまくいくので、

「なるほど、こうすればいいのか」と思い込んでしまうのです。

そうなると、その成功体験から、

次に不調の環境に配属された時に、今までやっていた方法に固執して、

「あれ、うまくいくはずなのにな?」と戸惑ってしまいます。

では、そういう有能な社員を、

改善が必要な不調な店や部署に配属させるとどうなるか。

「どうすればいいのだろう」と考えて動くようになり、

「こうしてもダメなのか」

「こうすればうまくいくのか」

と、いろんな挑戦を重ねていって

自分の頭で考える癖をつけ、

自分なりの成功体験を作っていきます。

不調な店舗や部署を立て直していくから、自信もついていくので、

次に不調な店舗や部署に行っても、

ちゃんと原因を突き詰めて、ちゃんと挑戦していくのです。

だから、そもそも論として、

「ポジティブな人間」

「明るく陽気な人間」

を採用するのは大事なことなのです。

ポジティブとか明るいというのは、どういうことかというと、

「どんな過酷な状況でも明るい」

ということです。

なかなかうまくいかない時に、

「うまくいかないから、うまくいくにはどうすればいいかな」

と考えられる人になるためには、やはりポジティブさが必要です。

そして、ポジティブで有能な人ほど、

難しい仕事にチャレンジさせていき、どんどん自分で考えさせていくのが、

最も良い人材育成なのです。

全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信

次回をお楽しみに!
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