永字八法に学ぶ評価の考え方|本質を見抜く基準のつくり方

書道の世界には、
「永字八法」という教えがあります。
「永」というたった一文字の中に、
とめ、はね、払いといった
書道の基本技法がすべて凝縮されている、
という意味の言葉です。
そのため、「永」の字をひとつ見れば、
その書き手の実力が瞬時に
見極められると言われています。
通常、人の能力や適性を測るためには、
何度も選考や審査を重ねて
確証を得ていくものです。
しかし、「これさえ見れば、その人の特徴や傾向が見えやすい」
という評価基準をひとつ持っておくと、
見極めの精度とスピードは劇的に上がります。
例えば、
当社のライター採用では、
最初の課題として必ず
インタビュー記事の作成を依頼しています。
誰をターゲットにするかという「企画力」、
本音を引き出す「取材力」、
そして、読ませる文章に仕上げる「構成力」など、
ひとつの成果物から複数のコアスキルを
同時に見抜くことができるからです。
これは採用面接の場でも同じであり、
「この質問ひとつで、相手の本質がすべて伝わる」
という必殺の問いを用意しておくと、
採用活動は非常に効率的かつ効果的になります。
料理の世界で「チャーハンを食べれば
その店の料理人の腕が分かる」と言われたり、
デザインの世界で「デッサンを見れば
その人の基礎画力とセンスが分かる」と言われるのも、
まったく同じ理屈です。
あらゆる業界や分野において、
「全体を縮図のように表す評価軸」
が必ず存在します。
自分の中にそうした確固たる基準を持っておくと、
膨大な情報に惑わされることなく、
物事の本質を一瞬で見極めやすくなるのだと思います。
全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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