組織づくりで重要なのは弱み改善ではない|強みを伸ばす組織の考え方

自己啓発ではよく、

「短所を埋めるより、長所を伸ばせ」

と言われます。

苦手を平均点まで引き上げるより、

得意を圧倒的な強みにしたほうが、大きな成果につながるからです。

これは組織づくりにも当てはまります。

組織には必ず強みと弱みがあります。

ところが改善を進めると、多くの場合は弱みにばかり目が向きます。

「ここが弱いから改善しよう」
「ここも平均レベルまで上げよう」

もちろん必要な改善もあります。

しかし、弱みばかりを追いかけると、

本来その組織が持っていた強みまで薄れてしまうことがあります。

例えば、スピードが強みの会社が、

完璧さばかりを求め始めると意思決定は遅くなります。

逆に品質が強みの会社が、

スピードだけを追えば品質が落ちるかもしれません。

組織は「何でもできる集団」を目指すより、

「この会社らしさ」を磨くほうが強くなります。

弱みは無理に消そうとしなくてもいい場合があります。

「私たちはこの強みに徹底的にこだわっている。

その代わり、この部分は得意分野ではない。」

そう説明できる組織は、自分たちの戦略を理解しています。

もちろん、法令違反や安全性など、

放置してはいけない弱みは改善すべきです。

しかし、それ以外の多くは、

強みをさらに磨くことで十分に補えます。

組織づくりで大切なのは、弱みをなくすことではなく、

強みが誰の目にも分かるほど際立っていること。

その強さがあれば、

弱みさえも「この会社らしさ」として受け入れられることがあります。

強みを磨き抜くことこそが、

結果として組織全体を最も強くするのです。

全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信

次回をお楽しみに!
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