【インタビューvol.35】新しいルールが浸透しない原因|ベテラン役職者との向き合い方

今回は、3/8に女性管理職向け「ハイブリッド研修」をリリースした、

白川社長にインタビューしてみました!

インタビュアー|

会社が小さかった頃から組織を支えてきたベテラン役職者。

これまでのやり方にこだわり、

組織拡大に伴って新設した

「内部統制のルール」や「コンプライアンス規程」を

「面倒くさい」と無視してしまいます。

どうすれば守ってもらえるでしょうか?

白川健二|

非常に根が深く、成長期にある多くの企業が直面するクラシックな課題ですね。

こうした問題が起きる背景には、

大きく分けて「2つのパターン」があると考えています。

まず1つ目は、

「ルールができた背景や必要性を十分に知らされていない」パターンです。

例えば、

会社の急成長に伴って、

現場が知らないうちに新しい承認フローやシステムが次々と導入され、

「今日からこれをやってください」と急に降ってきたケース。

これではベテラン側も

「なぜ今さらそんな面倒なことを」

と反発したくなる気持ちも分かります。

この場合はアプローチがシンプルで、

まずは丁寧な説明と、上層部内での意思統一を徹底すること。

下から「ルールですから」と押し付けるのではなく、

経営陣や直属の上司から

「なぜこのルールが必要なのか」

をプロセスも含めて再度しっかり伝える必要があります。

そしてもう1つが、

「すべてを理解した上で、あえて無視している」パターンです。

もし、変化の必要性を理解しているにもかかわらず、

自分のプライドや過去の成功体験にしがみついてルールを無視しているのであれば、

これは厳しい言い方ですが

「いわゆる「老害」と受け取られかねない状態 」化してしまっている

と言わざるを得ません。

もし、あなたがそのベテラン役職者の行動によって

「稟議が進まない」「必要な相談ができない」など

実務で困っているのであれば、

それはあなた個人で抱え込む範疇を超えています。

速やかにその上の役職者や、

コンプライアンス・内部統制を管轄する部署に事実を報告し、

組織として対処してもらいましょう。

会社としても、面談や評価制度などを通じて、

ルール遵守を徹底する働きかけが必要です。

本質的な課題は「社風」と「インナーブランディング」にある

しかし、私が本当に危惧すべきだと思うのは、

個人の問題以上に

「会社が決定したルールをみんなで守り、同じ方向へ進もう」

という社風(風土)が崩れかけていることです。

どれほど立派な規程を作っても、

それを無視することが許される空気感があっては十分な効果は期待できません。

企業の成長フェーズにおいては、

全員が同じ方向を向き、

新しい規律を当たり前のものとして受け入れる

「インナーブランディング(社員に会社の理念や価値観を浸透させる取り組み )」

が不可欠です。

今回の問題は、

単なる「一人のベテランのわがまま」として片付けるのではなく、

「会社全体のカルチャーや足並みを再構築するための、大きな転換期(課題)」

として捉え、

組織全体で見直していく必要があるのではないでしょうか。

このような会社のお悩みを解決できる管理者の育成がしたい!

という方はハイブリッド研修をチェック!

全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信

次回をお楽しみに!
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