「良いものを作れば売れる」は本当?|お客様に選ばれる商品・サービスと顧客目線の考え方

「良いものを作れば売れる」
これは、多くの会社が一度は信じてしまう考え方です。
もちろん、良い商品や良いサービスを作ることは大切です。
でも、その「良い」は誰にとっての良いなのでしょうか。
私たちは、
自分たちが時間をかけて考え、こだわり抜いたものほど、
「これは絶対に喜ばれる」と思い込んでしまいます。
ところが、いざ世の中に出してみると、
思うように売れない。反応も薄い。
そんなことは決して珍しくありません。
その理由はとてもシンプルです。
自分たちが思う「良い」と、
お客様が思う「良い」は違うことがあるから。
商品やサービスを作る人は、
どうしても品質や機能、こだわりを追求します。
それは、その人の役割として間違っていません。
しかし、会社にはもう一つ欠かせない役割があります。
それが「プロデューサー」です。
プロデューサーは、
「これがいいはずだ」という社内の考えではなく、
「お客様は本当にそう感じるだろうか?」
という視点で物事を見ます。
時には、開発者が一生懸命作ったものに対して、
「その機能はお客様には伝わらない。」
「そこまで求められていない。」
「むしろ、もっとシンプルなほうが喜ばれる。」
そんな厳しい判断をしなければならないこともあります。
ここでいうプロデューサーとは、
会社の代表ではなく、お客様の代表として考える役割なのです。
中小企業であれば、その役割を担うのは社長かもしれません。
あるいは、管理者やリーダーかもしれません。
大切なのは、
その立場の人が「自分たちの正しさ」を証明しようとするのではなく、
「お客様に選ばれるか」という基準で意思決定できることです。
私は組織づくりでも同じだと思っています。
社内だけで話をしていると、
「いい会社を作っているつもり」になってしまうことがあります。
でも、本当に見るべきなのは、
お客様からどう見えているか、
求職者からどう見えているか、
そして社員がどう感じているかです。
答えは、いつも会社の外にあります。
だから私は、企画でも組織づくりでも、
いつも自分たちに問いかけています。
「私たちは何を作りたいのか」ではなく、
「相手は何を求めているのか」。
この視点を持ち続けられる会社は、
商品も、人も、組織も、
自然と選ばれるようになっていくのだと思います。
全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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