【インタビューvol.41】AIで業務効率化を目指すほど陥る「時間の穴埋め」の罠|成功を左右する「導入前の設計図」とは?
今回は、3/8に女性管理職向け「ハイブリッド研修」をリリースした、
白川社長にインタビューしてみました!
インタビュアー|
「AIを導入して日常業務の時間を大幅に短縮し、
空いた時間で
より創造的・高度な業務に取り組んでもらおうとしたのに、
思うようにいかない」
という悩みをよく耳にします。
短縮できたはずの時間が、
なぜか既存の業務で埋まってしまったり、
効果が出なかったりするのはなぜでしょうか?
白川健二|
それは、多くの企業がAIを導入する際に
「事前の全体設計」を怠っているからです。
時間の短縮に成功したのに、
現場の社員がその空いた時間で
「これまで通りの業務(AIでもできる仕事)」を
倍の時間をかけて引き延ばしたり、
量を増やして埋めようとしたりする現象は、
実はどこでも起こります。
これは、業務を効率化しても、
「空いた時間に何をするのか」
「何を成果として評価するのか」
が決まっていなければ、
従来の仕事に時間を使い続けてしまうのと同じ構造です。
会社がコストをかけてAIを導入し、
業務時間を短縮できたとしても、
その時間をどう活用するかまで設計されていなければ、
生産性の向上にはつながりません。
成功の鍵を握る「3つの見直しポイント」
AI導入を真の成果につなげるためには、
以下の3つを再構築する必要があります。
1. 業務フローの分解と可視化
AIを入れる・入れないの前に、
まずは
「自社の業務がどういうフローで成り立っているか」
を徹底的に分解・可視化し、
明確な基準と設計を行うことが絶対条件です。
現状の業務のボトルネックや
適切な所要時間を把握していなければ、
何をどれくらい縮めるのが理想なのかすら判断できません。
2. 事業計画・目標数値との紐付け
「AIで業務が短縮された後、
その空いた時間で具体的にどのような成果や目標を追うのか」
をあらかじめ設計しておく必要があります。
AI導入の目的を上位の事業計画や数値目標と紐付け、
「空いた時間で取り組むべき優先業務」
を明確にしておかなければ、
現場は従来の慣れた業務に時間を戻してしまいます。
3. 理念や目的に沿った「周知徹底と浸透」
「会社が何を目指し、なぜこの効率化を行うのか」
という志や目的(MVVなど)が浸透していなければ、
現場は動きません。
「会社が目指す方向のために、空いた時間で何を創造すべきか」
を全員が理解して初めて、AIは真の威力を発揮します。
「しっかりした会社」という印象を与えられるメリットはあります。
しかし、経営において最も大切なのは
「そもそもどんな組織を作り上げたいのか」という思想です。
インタビュアー|
単にツールを入れるのではなく、
業務の再設計と目的の浸透が不可欠なのですね。
白川健二|
その通りです。
ただAIという便利なツールを入れるだけでは、
人の行動は変わりません。
「業務フローの分解」
「目標との紐付け」
「理念の浸透」
という3つの土台を今一度見直すこと。
それが、AI導入を単なる業務効率化で終わらせず、
組織の成果につなげるための重要な土台となります。
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全国の様々な業界の企業を指導し
人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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