【インタビューvol.43】「優秀だから放置」は管理職の職務放棄?|放置の裏に潜む「組織目的の欠如」と「怠慢」
今回は、3/8に女性管理職向け「ハイブリッド研修」をリリースした、
白川社長にインタビューしてみました!
インタビュアー|
「実績を出す優秀なプレイヤーだから」という理由で、
ほとんど関与せず放置しているチーム長がいます。
一見すると「本人を信頼して自由にやらせている」ようにも見えますが、
同僚からは不満の声も上がっています。
こうしたマネジメントは、
管理職としての職務放棄と言えるのでしょうか?
白川健二|
結論から言えば、「任せること」と「放置すること」は別物です。
優秀な社員に細かな指示を出さず、
自律して仕事を任せること自体は、適切なマネジメントと言えます。
一方で、
チーム全体の目標設定や状況把握、
メンバーへの働きかけまで放棄しているのであれば、
管理職として問題があります。
そもそもチームや部署が存在する理由は、
「組織として達成すべき目標や目的」があるからです。
マネージャーの本来の役割は、
配下メンバーそれぞれの能力やリソースを最大限に組み合わせ(配置し)、
チーム全体の目標を達成することにあります。
「アイツは優秀で自分で売れるから放置でいい」
と考えた時点で、
そのマネージャーはチーム全体の目標から
逆算して組織を動かす思考を放棄しています。
「放置」の裏にある2つの問題点
1. 上(経営陣)との目標の不整合
本当に優秀なプレイヤーがいるのであれば、
マネージャーはその力を個人の成果だけで終わらせず、
チーム全体の成果につなげる方法を考える必要があります。
より高い目標を設定する、
新たな仕事を任せる、
他のメンバーの育成に活かすなど、できることはさまざまです。
それをせず放置しているのは、
「目標を高く設定されると自分が苦しくなるから、
そこそこの数字で留めておきたい」
というマネージャー自身の保身や怠慢がある場合もあるからです。
経営目線から見れば、
組織の成長可能性を押し殺している状態であり、
非常に問題があります。
2. 「チームとしてどうありたいか」というビジョンの欠如
放置が成立してしまう最大の理由は、
マネージャー自身に
「このチームをどうしていきたいか」
「メンバーをどう成長させたいか」
というビジョンや意志がないからです。
ビジョンがないから優秀なメンバーに対しても
適切なアプローチや新たな挑戦機会の提供ができず、
結果として単に「放任」という形をとるしかなくなっているのです。
インタビュアー|
本人のためを思った「自由」ではなく、
マネージャー側の意志のなさや保身による「放置」なのですね。
白川健二|
その通りです。
ただ放置して現場に丸投げするのではなく、
優秀な社員の力をチーム全体の成果にどうつなげるかを考えること
がマネージャーには求められます。
自分は楽をしているだけのマネージャーを放置することは、
会社にとっても大きなリスクです。
優秀な社員を真に活かし、
チームとして成果を最大化するためには、
「放置」ではなく「適切な目標設定と関与」を行える
マネジメント体制へと正していく必要があります。
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人事を知り尽くす白川健二が満を持してお送りする…
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このBLOGは基本(水)(金)の週2回発信
次回をお楽しみに!
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